鍛冶とは
鍛冶とは
鍛冶の語源は「金打ち」、つまり金属を打ち鍛えることです。
鉄を赤め、繰り返し叩いて鍛え上げ、伸ばして練り上げ、研ぎ澄ます。そのため、「鍛錬」の語源は鍛冶にありと言われています。
日本鍛冶学会の事務局が置かれている新潟県三条市は、日本国内のみならず世界に誇る金属加工を中心とした「ものづくりのまち」であり、その金属加工の原点が「鍛冶」です。
「鍛冶」と聞くと、日本刀をつくる刀鍛冶を思い浮かべる方も多いと思いますが、刀鍛冶の世界だけではなく、身近なところでは調理で使用する包丁、農作業で使用する鎌や鍬、建築に使用する鉋や鋸、鑿といった大工道具のように柔らかいものから堅いものまで、多様な場で多様なものを切る道具や、刃物以外にも様々な道具や金物等が私たちの暮らしを豊かにしてくれています。
日本鍛冶学会には、鍛冶職人だけではなく、木工職人や熱処理職人、鍛冶製品を製造するうえで欠かすことの出来ない砥石などの道具に関わる方、流通を支える卸売業者など、日本全国の鍛冶関連産業従事者や支援者が一体となり、技術や情報を共有し、同じ方向性のもと活動を展開し、製品の品質を支えている職人に光をあてることにより、日本の職人としての更なる地位の向上を図り、もって鍛冶技術の継承と発展に寄与することを目的としています。